2005年

1月13日
 今日は1日、家にいた。やっと休みを感じている。外は、吹雪きの雪景色。今やっておくことをやっておきたい。フレデリックの絵を2枚書く。大人の大人になる必要を感じるし,そういう時期にようやく来たのだと強く思う。

1月15日
 物事や事態は いつかは やって来て必ず去って行く。結婚式もやって来た
子どもが 生まれた日も やって来た入学式も卒業式も転勤した日も
嫌だったことも よかったことも みな確実に来て 確実に去って行った
これからも日は 確実に来て 確実に去っていくだろう。

腹話術やマジックは
笑いや 驚きを自己目的化してはならない
それらを生み出す ふいんきや関係が大切なのだ
同じように授業もそう思う
楽しさ わかる うけねらい 発表力 作品 歌声 勝ち負けを 目的化しない
それらを生み出す 教師と子ども 教室と教材の関係こそを 大切にして
いかなければと思う

 今日は、午前 山田電気にパソコンを見に行った。昼から考古学の講議を聞いてきた。夜は、職場の先生の結婚式に行って来た。そして今日も終わっていく。

1月16日
 今日は 合唱練習とマジックの新年会だった。いつものように午前 午後 夜の三部作だった。疲れた。そして眠りたい。

1月17日
 今日は、新しくメガネを たのんで来た。本屋さんで本を買い込んだ。ヤマハで高橋悠治のCD.を予約して来た。

1月18日
 今日も いそがしかった。明日から はじまるので やってしまわなければならないことをたくさんした。休む暇が なかった。
 フレデリックの紙芝居が間に合うかどうか しんぱいになってきた。28日まで後九日しかない。1日一枚のペースでかかないと間に合わない。風邪をひいていられない。

1月21日
 今日から地下鉄通い。2日間、車で行って朝の渋滞に嫌気をさした。歩いた方が、やはり気持ちいい。

学校の子どもと自分の子どもを比べてみる。

  学校の子ども                 自分の子
自分が生に関与していない        自分が生に関与している
仕事の対象                  生きる意味の対象の一つ
仕事に対する責任              自分に対する責任

 自分の子は、その生に関与している分、他者とは、言いがたい面がある。しか
し、妻は、他者と言えるだろう。自分の子は、その生に関与している分、原罪あるいは、おそれを持ちやすいのではないだろうか?

1月22日
 今日で まず一つ終わった。合唱の発表だった。歌い終わった後、ふらふらした感じだった。次は、腹笑会の公演の練習をしなければ。自分を いつ、どこで だすのか? 来週、職場で決意表明しなければならない。
いよいよ 自分を出さなければならなくなった。そうしなければ前に進まない。決意さえすれば楽なはず。

   きたるべき決意表明の日がせまるどこに行く私の乗る銀河鉄道

1月23日
 今日は、大雪だった。雪かきを30分した。ピアノのレッスン日。ピアノの先生に「あなたの夢は なんですか?」と聞かれた。唐突に面と向かって聞かれたので答えに窮してしまった。「現実にどっぷり つかっているのではないか。」とも言われた。本当に あたっている。いつの間にか夢をなくしてしまった自分がいた。
 私の夢は、一体 何だろうか? 今一度 考え確かめてみるのもいいことだろうと思う。それと今の私の課題もまた、はっきりした。本当に「自分を変える」ことだと思う。           

1月24日
 今日は、学校かえりヤマハに寄って予約していた高橋悠治のC.D.「ゴルドベルク変奏曲」を買った。いつかゆっくり聴きたい。自分の夢を歩きながら考えてみた。いくつか出てきた。もうすこしで忘れるところだった。「家族」の続きをかんがえていたら
「家族に期待しない」という言葉がうかんだ。その言葉から以前、私が結婚する時に私の尊敬する先生が言った言葉を急に思いだした。それは、確かこのようだった。

「家族(その時は妻に)に自分の考えを おしつけては、いけない。自分の思い
りにしようとしては、いけない。」というようなことで、今もって記憶に残っていてその時は、フンフン聞いていたのが、今になって実感としてよみがえった。今日は、このことを書きたかった。

1月25日
 今日は、父の形見のオーバーを着て学校に行った。これは、宮沢賢治のあの有名な写真みたいで実は気に入っている。ようやく着れるような年代になった。

   遠近の眼鏡をかけしこのごろよ下を向く癖我は得るなり
1月27日
 テレビドラマ「優しい時間」を見ている。まさに父と子がテーマだと思う。私の父は、私が10歳の時に死んだので、思春期、青年期に父親を知らない。これは
、決定的だ。だからここに至るまでずいぶん時間が、かかった。「フレデリック」
の紙芝居が、ようやく出来た。明日は、リハーサル。間に合ってよかった。

2月5日
 今日は、丸善に製本の講習会に行って来た。何か1冊の文庫本ということなので、宮沢賢治の詩集にした。ハードカバーのいいやつが出来た。

6月22日
 質問についていろいろあることがわかった。分類してみた。
@いじわる、いじめ質問
A陥れ質問(@の進化したもの、答えられないことで相手を窮地に陥れる)
Bわかってる、知ってる質問(答を知っているのに聞く)
C納得、自己満足質問(答を聞くことに意義がある)
Dあやふや質問(何を聞きたいのかわかっていない)
Eはっきりさせたい質問(Dの単純化したもの)
  問題は、どういう種類の質問か瞬時に見抜き、誠実にかつ的確に答えること。   

9月2日
 終わり方にもいろいろあるということを昨日考えた。 ちやほやされ それこそ ほめられて終わるのか、 ほめられもせず 苦にもされず終わるのか、ひっそりと終わるのか、華やかに終わるのか、見向きもされず終わるのか、なにもなかったように終わるのか、無視されて終わるのか、誰かには伝わって終わるのか。